モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

Axieis & Alies会 @上野上様 8/14

一度はやってみたかったゲームに挑戦!

 

最初はチュートリアル的に、1941(すでに開戦後のシナリオ)をプレイ。

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最初にまず、扱う兵科について学習。

拠点防衛に優れた歩兵、戦闘力と移動力を兼ね備えた戦車、攻撃には滅法強い爆撃機、一回殴られても沈まない戦艦等々、様々な軍の組み合わせが大事であることを把握。

 

デジタルのウォーゲームの場合、戦闘力等々は細かく設定できると思うが、そこはアナログで処理する都合上、ダイスの出目で攻撃できたかどうかを判定するシステム。

 

勝利条件は、ショートルールで、連合国側、枢軸国側ともに敵陣営のどこかの首都を落とせば勝ちというルールで実施。

最初はイギリス国側で始め、ドイツの陸軍勢力を削ぐことには成功したものの、肝心の上陸勢力を揃えることができず、後一ターン及ばないところでモスクワを落とされ、敗北。

(なお、チュートリアルと言いつつ、インスト込みで3時間超かかった模様。)

 

次に、1940のヨーロッパ版のシナリオをプレイ。

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今度はドイツ側でプレイ、勝利条件は枢軸国側は主要都市を8つ確保すること、連合国側はベルリンとローマを落とすことが目標。

今度は開戦前のシナリオということもあり、ソ連アメリカには参戦条件が追加。

ドイツ側は開戦のタイミングを選べるというルール。

まずはチュートリアル的にフランス軍をすりつぶし、イギリス海軍をちまちま削りつつ、対露反転。

開戦は相手側が少し設備に浮気をした隙を突いて、こちらが戦端を開く。

結果的に見れば、こちらも歩兵や砲兵(セットで行軍させると強力な仕様)が前線に辿り着くのにも時間を要したが、そこをキャタピラキュラキュラ言わせて歩兵を轢き殺す展開。

歩兵は防衛に優れているとはいえ、戦車には高い移動力を有することから突破しやすい箇所をついての集中攻撃が可能であること、航空戦力も加えて、大量投入による突破がドイツには可能であったことが勝因だと考える。

 

周りからは一箇所に大量投入しすぎなのでは?との声も聞かれたが、私の見立てではシステム的にも戦力の集中投入が重要だと思う。

 

戦闘のシステムとしては、攻撃側がまず各ユニットに対して攻撃の成功失敗を判定。防御側がその攻撃を受けるユニットを指定したあと、このターン死亡する兵+残存兵で反撃、攻撃側が継戦を望むのであれば再度同じ攻撃→反撃の流れを繰り返すことになる。

システム上、攻撃には必ず反撃があるということを考えると、こちらに損失が出る機会を減らす、つまり相手に反撃の機会を与えないためには、こちらが攻撃のフェーズを繰り返す可能性を下げる方が望ましいということになる。

 

ここで簡単に、防衛側の歩兵(防衛時戦闘力2)と戦車(戦闘力3)の争いを考えてみたい。

仮に歩兵3隊に対して、戦車を4台ぶつける場合と、6台ぶつける場合を比較する。

戦車を4台ぶつけた場合の敵軍を一度の攻撃で全滅できる確率は31.25パーセントなのに対して、6台を投入した場合は、なんと倍以上の67.1パーセントにも上る。

歩兵3隊の反撃の期待値は1であることを考えると、1台の損壊は4台・6台投入時も等しく損壊が出るのは仕方ない。

しかし、その後さらに殲滅を行うために行ったこちらの攻撃に対して、三分の一の確率で最後っ屁で戦車をもう一台持っていかれるのか、それとも一撃で全て屠り、反撃の機会を与えないのか、だいぶ差が出てくることになる。

 

そういった有利な戦端を常に開き続けるにあたっては、爆撃機と戦車は機動的運用ができて、とても光るものがあった。

 

結果的に、質量ともに勝る軍をモスクワにぶつける最終決戦を行ったのち、最後はスターリングラードを落として勝利。

(それの生産を可能にするだけの力が、アメリカ参戦前のドイツにはあるというだけの話かもしれませんが。)

 

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同卓していただいた皆さま、大変ありがとうございました!

さっとディプロを振り返る 6/17@上野上さま

性懲りもなくオフラインで一卓やってきました。

 詳細な進軍等は下記サイトに掲載されておりますので、今回は外交記録や戦略の思考を垂れ流すに留めます。

 

http://uenouesama.com/archives/1211/diplomacy0617/

一応1905秋までかつ9拠点が出たら勝ちのルールでのプレイです。

 

今回担当はロシア。

 

東欧情勢は、墺がトルコ攻めを国際的に宣言する過激な展開に。

 

ロシアとしては、トルコ攻めに加担する選択肢と、何故かロックオンされているトルコに救いの手を差し伸べるかの二通りの選択肢があり、悩みどころ。

 

トルコとは黒海SOで様子を見ましょうか、という話をでき、ひとまず安定した話し合いの模様に。

 

一方オーストリアからは、ルーマニアに進軍する代わりにトルコ攻めを確約するとの話が来る。

ロシアとしては、ルーマニアは確実に取得したい領土であるため、墺からの交渉は要求が高いことを伝えたが、実らず。

肝心のガリシアについても、不可侵との話になり、仮に約束通りの進軍になると、ロシアは南での領土を得ることが難しい状況に。

 

流石に墺との同盟は難しく、トルコとの協力を選択。

 

また、イタリアが対仏か対東欧でかなり迷っている様子が見受けられたため、一応フランスとの間に立って両国が衝突しないように手を回す。

 

個人的には英独が協力しそうな展開ら見えたので(少なくとも独仏による対英は無さそうという雰囲気)、陸軍による北欧占領だけ避けて欲しい旨伝達、後は特に有効打を打てる状況に無かったので放置。

 

1901秋

トルコとは無難な立ちあがりに成功。

何回か卓を回した感想だが、この時点で墺は

1 ガリシアを何らかの形でロシアが入っていない形にできている

2露土の間で、黒海のいずれかの侵入ないしはアルメニア進軍が発生している

3イタリアとの外交関係に成功している

 

という状況を生み出せるとかなり安定するのではと思っている。(ただしそのような墺を見た覚えは一度しか無い)

 

トルコとは引き続き協力関係を結びつつ、セルビアで墺とSOしてもらうことに合意。実際はギリシャをイタリアに取ってもらう支援をする話をしていたが、トルコは乗る訳もなく、ロシアもまぁイタリアが多少躓いても構わないので、ここはトルコの判断に任せる形を取りつつ、トルコがロシアに嘘を付いた形にする。

 

墺との交渉は低調であり、ガリシア進軍に相当落ち込んだ様子。ロシアとしては、ここでガリシア→ウィーンとすれば二増(北欧でのスウェーデン獲得は難しいと感じていた)が見込めると思い、かつ実際そう指令すれば二増を狙えたが、形の悪さと、二増によるヘイト上昇を危険視し、あえてブダペストで墺とSOを狙った。

 

ドイツとは正直この形ならSweSOは仕方ない旨伝え、外交関係がこじれないことを重視。

イギリスとも、今後の北欧(できれば非軍事化を行いたい旨伝達。)

正直ロシアが南で伸びそうなかたちに見えているのはあきらかなので、北で警戒されるのは仕方ないところ、それを受け入れて、理解をしめすことで、今後の外交をスムーズに行うことを重視。

 

1902春

ドイツのみが3増で国力6、ロシアは一増にとどまり、国力的にロシアが悪目立ちしない狙いは成功。

一方で、ドイツのベルリン艦隊は看過できず早めに接触。曰く、艦隊は出したいが、イギリスが怖かったとのこと。一応その言い分は受け入れつつ、どうかんがえてもドイツが北欧においていぎりすを重視していることは明らかなので、このあたりからイギリスに対独を提示、引き剥がしにかかる。

最初はまず北欧を持ち合い、しかるのちドイツを叩くこと。ウチとしてはシレジア進軍を行い、ドイツ攻めの意志を示すこと。この二点を確認した。

 

トルコとはこのタイミングで同盟の継続の代償として、黒海進軍に理解を示す。対墺速攻の形にはならなかったものの、きちんとお互いの立場を尊重して順調に露土関係を立ち上げることができたのは、良かった。

 

西欧はドイツがのびてしまったものの、イギリスの対仏が先に示されてしまったため、中々固まった二国同盟が育たなかった印象。

 

1902秋

墺が苦し紛れではあるがギリシャを領有したのはロシアにとって朗報。

トルコの二増の線は同盟破棄しなければないことに。また、その後の増設についても、海軍偏重にしてもらうことを依頼。

 

北欧は、残念ながら英独同盟継続。一方で、stpがこのターンに落ちる可能性がなくなったのは、決してロシアにとって最悪の展開というわけではないという認識。

シレジアに潜り込んだロシア軍の対応はドイツとしては難しく、ベルリンとミュンヘンの二箇所を効率よく守る必要が出てくる。

ロシアとしては、対独は世論の支持があるため、対独に良いかたちを作りたい。そのためには、バルト海を抑えるのがポイントと判断。イギリスに対して、バルト海への進軍の支援を依頼しつつ、自分の中でもバルト→ベルリンに対して支援を入れて、ベルリンでのSOを防ぎ、自軍をバルト海に進める手配を進める。ドイツ自身はシレジア進軍は仕方ないとの見解であり、そこまで外交がこじれることにならなかったのもよかった。

 

東欧は「ここまで露土が伸びてくる展開であれば、このまま7拠点ぐらいまでは協力していくのが強力」との認識を共有。無難に一増を手にする。

 

西欧に対しては直接介入しなかったが、ここでドイツが対シレジア露軍を意識する他ない結果、対仏戦線が一旦落ち着く展開になり、結果としてフランスを利する(そしてそれはロシアを利する)展開になっていたと思われる。(プレイ時はそこまで頭は回っていないが)

 

1903春

幸いにしてトルコが宣言通り海軍増設をおこなっため、この春での裏切りは無さそうと一安心。

イタリアには「君も墺を食べて頑張るしかない」旨伝達。

北欧は、イギリスが北海を抑えたこともあり、そろそろ対独せざるを得ない状況まで来た印象。

積極的に対独を示唆。具体的には、デンマークとベルリンが英露双方が二軍で殴れば、両方とも陥落する状況にあったため、「それが強いしそれで良いのでは」という話になる。

また、この進軍を行なってもstpはこの年落ちないことが確定するのもまたロシアにとって美味しい展開。きちんと1901時点でイギリスの北欧揚陸を防げたことが大きい。

 

1903秋

そろそろトルコが裏切ることを想定しつつも、ここは墺を潰すことを重視。

北欧は、ベルリン海軍が死にかけているが、イギリスにキールへの進軍を支援してもらうことで存命。

この場面、どいつはキールからベルリンに3軍で凸ればベルリン海軍を潰せるが、オランダとキールをイギリスに晒す行軍は無いと(後からみて)思った。(実際はリスク覚悟で突っ込んでいる)

 

フランスが対独の伸びばを失っているので

 

1904春

安定のワルシャワ増設。この国いつもワルシャワから兵が湧いているな。

トルコの裏切りは正直想定内。次の狙いもセヴァなのも分かっているが、ここはルーマニアを取り返しに行く。

正直北欧は捨てているので、ここでstpを守る動きは特にしない。海軍でstpを落とされても、特に痛くは無い。むしろセヴァにいるトルコ陸軍の行き先がなくなって好都合というもの。

このあたりからイタリアとの交渉が難しくなる。セルビアを上げると言いつつ、ルーマニアを全力で取り返しにいくロシア。許してくれ。

ドイツはイギリスの裏切りに怒っており、ロシアに甘い進軍が続く。ドイツ、フランスが緩やかに対英をした結果、ロシアに対するマークをしているのは実質トルコのみという展開に。そして、バルカンに送り込める陸軍の数で言えば、ロシアの方が上のため、巻き返しは十分可能。

 

1904秋

ここはセルビアをイタリアに譲りつつ、トリエステを掠めとる判断。先期ワルシャワ陸軍をシレジアに入れたのは正直行軍みすで、ここは流石にモスクワに引いておくべきだった。

まぁでも、アンカラを落とせるのは悪くない話。

北欧はイギリスのものに完全になったが、陸軍不足でここから先は進むことが難しい。ロシアも流石にこの局面で対独強力はできない。

 

1905春

まずは無難にモスクワを取り返しつつ、バルカンは我慢の体制。次に一気に領土の取り返しを図る。

 

1905秋

トルコ領土をめぐるSOするかせざるかの読み、トリエステで怒ってくれたSO、イタリアがブルガリア進軍を行なってくれたこと、トルコがルーマニアではなくギリシャ領有を選んだことなど、色々な条件が重なり9拠点に到達。

 

総評

総じて、他国の外交的判断を想定し、受け入れる口ぶりを貫けたのが勝因かと。あまりヘイトを買わなかったのがとかく大きい。あとは、中盤までトルコとの関係を安定的に築けたのも大きい。(これはトルコ様との相性も多分にあったと思われるが。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっとディプロを振り返る 180526@きゃらべ

リアルでディプロを回してきたので所感をば

自分はトルコ担当、1904秋までやって、国力は5にとどまりました。

 

1、バルカンギャンビットのガリシアバリエーションは既定路線か?

 

1901春

当初トルコは対露を念頭に墺と接触、墺からは対露了承のお返事。

結果として、ロシアの行軍ミスもあり、墺はウィーン→ガリシアの行軍が通り、俄然ロシアに対して圧をかけられる布陣に。あとはバルカンギャンビットの行軍。

一方で、イタリアはヴェニスホールドのレパントの構え。

ロシアはガリシアを落とし、かつ黒海もSOに終わっているため、やや劣勢。 

トルコとしては、対露は成立しそうだが、それ以上に墺伊による対土が予想されるのが怖い局面。

1901秋

墺からは春から提案頂いていた通り、ルーマニアブルガリアセルビアギリシャでバルカンを持ち合うご提案。かつ、セルビアは我が国のルーマニア進軍を支援とかなんとか。本当か?どうせバルカンギャンビット完遂では?と思いつつ、ギリシャ領有を食い止める有効なすべをトルコは持ち合わせていないため、了承。

ここでロシアを引き込む交渉はあったのかもしれないが、ロシアのガリシア取られたからルーマニア当然よこせ的な物言いが気になり、墺の側につく。しかし、その振りをしつつイタリアにはトリエステ進軍を進言。

結果としては、墺はギリシアの領有に成功したが、トリエステは陥落する展開に。一方のイタリアはヴェニスナポリに海軍を増設し、絶好調の様相。

 

ここで墺がバルカンギャンビットを完遂するのではなく、例えばセルビアトリエステと入力すれば、墺は主導権を握り続けることができたのではないか、というのが一つの考え。

あるいはもう少し遡り、きちんとガリシア不可侵を取り付けた上で、ブダペストトリエステバージョンのギャンビットを仕掛ければ、墺は無事2増できたのかもしれない。

 

いずれにせよ、(特にイタリアの対墺が有力になりがちな短期戦では特に)無警戒にガリシアバージョンのギャンビットを選択するのはよくないなと思った次第

 

実際その後の東欧はイタリアに主導権を握られ(ここは墺が対伊を諦めてしまったことによる点も大きいが)、イタリアの支持のままにロシア攻撃や、墺土間での紛争がおき、トルコもスミルナ割譲を余儀なくされている。

 

自分の外交としては、きちんとイタリアの裏切りのリスクを説明し、イタリアの海軍2増を防ぐ行軍をするべきだったのかもしれない。

 

2、西欧の増設にも、東欧は口出しすべき。

 今回国力最大に輝いたのはイギリスだが、これはフランスドイツが終始海軍を増設しなかったところが大きかった。

 一応イギリスがフランス攻めを始めた時点で、フランスにはブレストでの海軍建造を進めていたが、ドイツに対しては特に何も増設については意見を交わさなかった。

 特にトルコのような端国は、行軍で情勢に介入することが不可能である故に、相談や盤面認識の共有で持って、増設される軍には助言する必要があると感じた。

例えば今回のように仏独いずれも海軍を作らない展開や、フランスが海軍2増をする展開など、西欧の軍のバランスが崩れるような展開は産まないように、早期に西欧情勢について判断し、雑談の中で兵種について希望を伝える技術が必要かもしれない。。。と感じた次第。実際外交に長けていると感じた人は、それとなく反対側の関係について口出しができていたと(これまでのディプロを振り返ると)思う。

 

3、レパント対策はあるのか?

トルコは外交が少なく楽と言われつつも、墺がトルコ警戒気味、あるいはイタリアの対土容認の姿勢を示している場合に、いかに

①ロシアとの接近を測り、露土同盟を形成する。

②トルコを西に向かわせるべく、対仏包囲を形成させる

③墺伊の仲を引き裂く

のどれかを実行するかが課題に感じた。

かつ、露伊同盟の帰結の一つとして対土が見えてくるので、それに対抗できる同盟軸がトルコには欲しいが、ドイツはトルコと遠すぎて、墺はトルコと近すぎるのが警戒された状態のトルコの立ち回りの難しさに拍車をかけている。

 

しゃなたそ卓の反省と、また一つやっていたオンラインの卓の反省も、早く書かねば。。。

 

さっとテラフォを振り返る②

今日は二人でプレイ。

ピックした企業はエコラインとヘリオンという二強企業。容赦無くプレイするしかないと心に誓う。

 

一方で、実は最初の手札の引きは実はそこまで良くなく、どちらかというと中盤以降に引きたいカードが多めであった(ノクティス開墾、防護マスクなど)

 

しかしそこは地力が強いヘリオン。モホール掘削地帯(発熱+4)を引いたことにより、みるみるTRが上昇し、金がでる展開になった。

 

今回は酸素条件が早めに緩和される展開が見えたため、動物系のカードを多めに集めたのが功を奏した。鳥類+草食動物で15点ぐらい叩き出しているのは普通に強い。(もちろん、イベントカードでちょくちょく鳥類に動物を載せる動きもしていたが)

 

あとは、なんやかんや行って科学タグを集めるのが重要だと思った。どうも流れてこないと思っていたら、相手は科学タグ7必要なカードを使っていた笑。このあたり、ドラフトでなぜか流れてこないタグがあると思ったら、誰かが集めていることを想定するようにしなければ・・・(おかげでAIセントラルを繰り出すのがとても遅れてしまった。)

 

 

 

さっとテラフォを振り返る

昨日は友人と3人でテラフォーミングマーズをプレイ。

 

ゲムマでオーガナイザーを買って以降、ますます思い入れが強くなってよく回っているイメージ。

 

banesto.shop6.makeshop.jp

 

今回は自分がタルシス共和国、他二人がマイニングギルドとシネマティクスをチョイス。

 

展開として、まずは建造王を二人が狙う展開になり、私は二人が争っているさなかのびのびと手を伸ばすことに成功した。

 

少し思ったのは、企業同士の相性ってあるはずだから、ピックする企業は同時公開の方がいいかな・・・ということ。

 

今回は二人が建材中心のプレイになるため、建材で都市カードをだす展開が予想されたため、結果としてタルシス共和国のピックが刺さった感が強い。

 

他人の企業を見てからカードピックに入るのかなど、そのあたりはルルブをもう一度よく読んでみるけど、個人的には企業公開→カードピックの順番がいいのでは?と感じている。

 

今回使っていて非常に使いやすかったのは、極寒菌+温室効果ガスバクテリア&脱窒菌のコンボ。微生物を二個送り込み、それでTRを稼ぐ・・というスタイルが非常に優秀だった。特に他二人が熱と植物にそこまで特化しなかったこともあり、割合酸素と熱でTRを荒稼ぎすることができたと思う。

 

 

しゃなたそ2月卓を振り返る⑧1904秋

<1904春行軍>

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<1904春調整>

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1、敢えて北海を譲る意味

ドイツはイギリスにプレッシャーをかけることを重視したため、北海海軍をヨークシャーへと撤退させた。

 一方で、この関係でデンマークがお留守になってしまったため、ドイツからはデンマークの一時割譲の提案があり、ロシアもこれを快諾した。

 ヨークシャーへの撤退は、北欧の盤面をさらにロシア有利に進める展開を誘発したと考えている。

 ドイツ海軍を北海に押し出したもう一つの狙いが、英独が「組みたくても組めない」という状況を作り出すことにあった。

 北海はイギリスの要であり、敵国にそこを抑えられると、イギリスとしてはたまったものではない。故にイギリスは北海に侵入した軍の排除を最優先事項に掲げるであろうと踏んでいた。

 となると、ロシアが北海に侵入してしまうと、イギリスの恨みを買うのはロシアとなり、ドイツがどちらに着くのかのキャスティングボードを握る形になってしまう。そのため、ドイツ海軍を北海に引き入れることにした。

 実際、昨年のstp増設からイギリスから英本土が狙いなのかとの書簡がきた際に、ロシアは英本土までは狙うものではないとの認識を示し、将来的な対独の可能性を示している。

 今季もドイツからのデンマーク割譲の話があったため、まずは平和裏にドイツぜめの拠点を作り、その後にイギリス海軍との協力を測ることをイギリスに提案し、これも了承して頂いている。正直このタイミングでドイツを攻めないのは、だいぶロシア有利な提案だと思っているが、これもイギリス本土を犯している訳ではないという印象が働いていたのかと考えている。

 

2、東欧情勢

 一方で、東欧は相変わらずトルコと「組みたくても組めない」状況が続いている。

昨季途中で墺はイタリアに宣戦布告しており、イタリアからは対墺に踏み切るよう要請が来ていたのだが、アルメニア陸軍の存在が非常に厄介である。昨季も露土同盟を組むべくイタリアに間に入ってもらいながら調整し、アルメニアとセヴァ間の空白化、モスクワ→ワルシャワによる対墺体制の整備の3つを行うことを約束していたが、トルコはアルメニアに軍を残し、ロシアはモスクワ→ワルシャワは行わず、という状況にあった。

 しかし露は対墺をしないことにより北欧での展開を生み出している面もあり、まだ対墺に踏み切る段階にはないと思っている。一方で、トルコはトルコでアルメニアを落とすと墺露の共同行軍で拠点が一つ落ちることは確定しており、ロシアに対して譲歩することは難しい状態に引き続きある。

 

3、墺露をいかに、いつ崩すのか?

 今季もイタリアから、ロシアにはウクライナルーマニアを使用しつつセヴァを守ることを約束させられた。一方で、墺からはセルビアブルガリアに行くのを支援してくれ、との要請があり、ロシアはこれを了承している。

 来季の行軍を見れば明らかなのだが、ここでトルコは黒海経由でブルガリアに攻め込むという行軍を計画しており、実はこれはロシアが墺側に乗る作戦を取らなければ成功していた。

 しかしイタリアからは「三国で約束した行軍を行え」とのみの発言が来ている状態で、ロシアは伊土に対する不信感が募り、結果的にトルコの計画した行軍を邪魔する形になってしまった。

 ここは伊土はどうすべきだったのかはかなり悩みどころであったと思う。思うに、伊土の狙いは、「ロシアに気づかれずに墺の勢力を削る」ということにあったのだと思うが、結果的にロシアは不信感を募らせてしまっている。

 例えば正直にこの行軍を明かした場合は、例えばロシアは二軍でセヴァストポリで突っ込む行軍をして、墺に対して「トルコに領土を取られることの危機を重視した」と言い訳しつつ、トルコのブルガリア領有を認める展開ができたと考えられる。確かに墺露同盟をロシアが重視していたのは確かだが、だからと言って墺の国力を削る行軍を鼻から認めない、ということもなかった。

 伊土から行軍を聞き出せなかった結果、きな臭い匂いを感じた露が、墺露の協力を崩さず墺にダメージを与える好機を逃してしまった訳である。

 この点、当時のロシアは確かに露伊土チャットを軽視していたが、もっと対墺のタイミングを伺っている点を正直に話せば、伊土から行軍案を聞き出せたかもしれない訳で、外交に手を抜いたための失着だった。

 

しゃなたそ2月卓を振り返る⑦1904春

<1903秋行軍>

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<1903増設>

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さて、個人的にまた一つオンラインの卓を初めてしまったのだが、まだ重要な局面があるため、頑張って振り返っていきたい。

 

1、いちゃつく墺露、恋は盲目?

実は昨季に墺からは増設の都合上ガリシアに陸軍を動かしたいとの話が来ており、ロシアはこれを快諾、かつwarに軍は増設しないというむちゃくちゃを行なっている。

 この時ロシアはなぜか何故ガリシア進軍が必要なのか、あまり問い詰めなかったが、実際はここできちんと墺で何故そこまでイタリアに配慮しているのか、尋ねるべきだったのでは・・・と思っている。

 確かこのとき墺から受けていた説明は、いずれイオニア海トリエステ海軍でイタリアを制圧する、とのことだったのだが、どう考えてもその主張とガリシアを貸してまで

トリエステでの増設を行わないことを呑ませるのはおかしいからだ。

 ちなみに、この墺露の合意はさすがに世界からの理解を得ることはできず、イタリアはだいぶロシアが追い詰められた印象を持っていた。また、イタリア自身はローマに陸軍を作るというだいぶうまい作戦をとっており、ヴェニスでの増設は回避しつつ、対墺を意識しつつある形になって来ている。

 このあたりから、本音ベースで対墺の相談ができていれば、また展開は変わっていたのかもしれないが、当時のロシアとしては、会話の弾む墺を重視しすぎていたかのように思われる。

 昨年からトルコの要望で伊露土の対墺チャットは存在していたのだが、ロシアは墺との同盟を重視するあまりそこでいい返事を送らず、のらりくらりと過ごしてしまったのが、失着だったかと考えている。

 

2、機能し始めた露独協調

 昨季の土壇場での露独の協調行軍の結成は、ドイツの自国領維持、北海の一時的な陥落、ロシアのstp北での増設という大きな成果をあげた。

 この年では、北海は落ちてしまうことは前提に起きつつ、まずはロシア海軍を早めに前線にあげるべく行動を取ることで合意できた。