モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

Axieis & Alies会 @上野上様 8/14

一度はやってみたかったゲームに挑戦!

 

最初はチュートリアル的に、1941(すでに開戦後のシナリオ)をプレイ。

[uploadf:id:morisanhf:20180817124259j:imagef:id:morisanhf:20180817124259j:image

最初にまず、扱う兵科について学習。

拠点防衛に優れた歩兵、戦闘力と移動力を兼ね備えた戦車、攻撃には滅法強い爆撃機、一回殴られても沈まない戦艦等々、様々な軍の組み合わせが大事であることを把握。

 

デジタルのウォーゲームの場合、戦闘力等々は細かく設定できると思うが、そこはアナログで処理する都合上、ダイスの出目で攻撃できたかどうかを判定するシステム。

 

勝利条件は、ショートルールで、連合国側、枢軸国側ともに敵陣営のどこかの首都を落とせば勝ちというルールで実施。

最初はイギリス国側で始め、ドイツの陸軍勢力を削ぐことには成功したものの、肝心の上陸勢力を揃えることができず、後一ターン及ばないところでモスクワを落とされ、敗北。

(なお、チュートリアルと言いつつ、インスト込みで3時間超かかった模様。)

 

次に、1940のヨーロッパ版のシナリオをプレイ。

f:id:morisanhf:20180817130527j:image

今度はドイツ側でプレイ、勝利条件は枢軸国側は主要都市を8つ確保すること、連合国側はベルリンとローマを落とすことが目標。

今度は開戦前のシナリオということもあり、ソ連アメリカには参戦条件が追加。

ドイツ側は開戦のタイミングを選べるというルール。

まずはチュートリアル的にフランス軍をすりつぶし、イギリス海軍をちまちま削りつつ、対露反転。

開戦は相手側が少し設備に浮気をした隙を突いて、こちらが戦端を開く。

結果的に見れば、こちらも歩兵や砲兵(セットで行軍させると強力な仕様)が前線に辿り着くのにも時間を要したが、そこをキャタピラキュラキュラ言わせて歩兵を轢き殺す展開。

歩兵は防衛に優れているとはいえ、戦車には高い移動力を有することから突破しやすい箇所をついての集中攻撃が可能であること、航空戦力も加えて、大量投入による突破がドイツには可能であったことが勝因だと考える。

 

周りからは一箇所に大量投入しすぎなのでは?との声も聞かれたが、私の見立てではシステム的にも戦力の集中投入が重要だと思う。

 

戦闘のシステムとしては、攻撃側がまず各ユニットに対して攻撃の成功失敗を判定。防御側がその攻撃を受けるユニットを指定したあと、このターン死亡する兵+残存兵で反撃、攻撃側が継戦を望むのであれば再度同じ攻撃→反撃の流れを繰り返すことになる。

システム上、攻撃には必ず反撃があるということを考えると、こちらに損失が出る機会を減らす、つまり相手に反撃の機会を与えないためには、こちらが攻撃のフェーズを繰り返す可能性を下げる方が望ましいということになる。

 

ここで簡単に、防衛側の歩兵(防衛時戦闘力2)と戦車(戦闘力3)の争いを考えてみたい。

仮に歩兵3隊に対して、戦車を4台ぶつける場合と、6台ぶつける場合を比較する。

戦車を4台ぶつけた場合の敵軍を一度の攻撃で全滅できる確率は31.25パーセントなのに対して、6台を投入した場合は、なんと倍以上の67.1パーセントにも上る。

歩兵3隊の反撃の期待値は1であることを考えると、1台の損壊は4台・6台投入時も等しく損壊が出るのは仕方ない。

しかし、その後さらに殲滅を行うために行ったこちらの攻撃に対して、三分の一の確率で最後っ屁で戦車をもう一台持っていかれるのか、それとも一撃で全て屠り、反撃の機会を与えないのか、だいぶ差が出てくることになる。

 

そういった有利な戦端を常に開き続けるにあたっては、爆撃機と戦車は機動的運用ができて、とても光るものがあった。

 

結果的に、質量ともに勝る軍をモスクワにぶつける最終決戦を行ったのち、最後はスターリングラードを落として勝利。

(それの生産を可能にするだけの力が、アメリカ参戦前のドイツにはあるというだけの話かもしれませんが。)

 

f:id:morisanhf:20180817134521j:image
f:id:morisanhf:20180817130356j:image

 

同卓していただいた皆さま、大変ありがとうございました!