テラフォの中毒性
テラフォってなんでこんなに面白いんでしょうね。とりあえず好きなゲームを推すということでまとめてみることにします。
①フレーバーが素敵
火星開拓っていう試みをしちゃうのがやっぱり素敵だと思います。初めてプレイした時は、グローバルパラメータが順調に上るにつれて使える生態系のカードが出てきたり、あるいは火星が開拓されすぎて使えなくなるカード⚦が出てきたりするのがデザイン上とても素敵やんと思った記憶があります。
そしてその開拓や火星の経済活動を支える様々な技術を、自分がプロジェクトカードとして保有してプレイできるのがウゥンギモヂィ!って感じで良くないですか。私はとても良いと思います。テラフォやってると反重力技術って口に出す回数が普通の人の一生の数十倍ぐらいになってるの面白くないですか???
2 ユニークなカードで構成されていること
一つ一つユニークなカードで構成されていて、どれも素敵な性能を誇っているのがテラフォの魅力です。
ユニークなカードを使うゲームは他にもあります。例えばアンダウォーターシティや、アグリコラ、オーディン辺りがそうですね。
一方で、以下の2点がテラフォの優れているところかと思います。
①カードの個性(フレーバーと性能)が強いこと
私がアンダーウォーターシティとかをやる時に感じてしまうのが、ユニークカードとはいえ、カード名や性能、コスト等々があまり変わり映えがしないよな〜という点です。
その点、テラフォは全てのカードに異なるイラスト、異なるカード名、付されているのが素敵だなと思います。似たような性能を持つカードは確かにありますが、それぞれ「火力発電」、「原子力発電」のように、違う技術を使っていることが明確ですし、拡張で入ってくるカードとかはどれも浪漫溢れてますよね。「巨大太陽光反射板」とか、「space port colony」とか、性能も素敵だしカードもカッコイイし、引いた瞬間にアッアッってなるので良いと思います。
②カードを引く機会が多いこと
ゲーム開始時に10枚カードが引けます。なんと!10枚カードが!1度テラフォを買ってしまえばプレイする度に!無料で引ける!しかもいらないカードは捨てたらゲーム内通貨もかからない!究極のガチャですよこれは!
しかもソシャゲのガチャと違ってカードが重複することも無いですし、ゲーム中も毎ラウンドカードを引けます。しかもその機会を増やすカードもあるなんて、素晴らしいですね。
冗談はともかく、ユニークなカードを使うゲームの中でもひとりが扱うカード量が多いゲームであり、そこから生まれるコンボ構築要素がテラフォの醍醐味の一つであることは間違い無いかと思います。
3インタラクションの高さ
ボードゲームに何を求めるかは色々あるかと思いますが、その中でも勝負をしているという感覚を求める方は、テラフォのインタラクションはかなりヤミツキになると思います。
ゲーム内で扱うリソース、得点のほぼ全てについて、他人による関与が働き得るゲームであるのがゲームにテンションを与えていると思います。早い者勝ち、陣取り、直接攻撃、ドラフト中のカードの絞り等々、自分の決断で場が動く瞬間が多いように思います。自分の決断で場が蠢き、勝敗を左右していく感覚が高いゲームなのが、好みです。
4リプレイ性の高さ、拡張のクォリティの高さ
カードのユニーク性に起因するところもありますが、色々な立ち上がりがあり、得点手段も多くあり、何回遊んでも色々なことが試せるというのがこのゲームの良いところだと思います。慣れると意外と時間かからないので、もう1回!とつい言いたくなります。、また、現在まで出ている拡張は、それぞれの味がありつつも、拡張盛り盛りにしてもお互い味が負けることなく組み合わさるのがよく考えられてるなと思います。
個人的には、これはカード等の派手さの裏に、経済ゲームとしての質の高さがあるからだと考えています。カードごとのバランスも、そのカードを引き、そしてプレイできる可能性等々を踏まえて巧みに計算されているように感じています。
つらつらと書きましたが、テラフォはやはり面白いゲームとしての要素しか無いですね。
早く皆様とリアルで テラフォができる日を心待ちにしております。