プレリュードカードのレビューをやっていきます。
概ねどのカードもレート換算では20-30mcの範囲内に収まっている感じです。
基本的なプレリュードの選び方としては
①企業との相性をまず考慮(足りないものを補える、強みを伸ばす)
②ハンドとの相性を考える。特に、高コスト強めのカードがあればそれを早く使える組み合わせを考える。
③特に癖の少ない初期ハンドや企業であれは、グロパラか盤面関与を選んでおけば最大効率になりやすい。
④特に理由がなければ産出や現金のプレを選ぶのは効率がやや悪い。
⑤ドロー系統はピーキーなので初期手が心もとない場合に検討する。
⑥特殊系統は使える局面では極めて強い。
となります。以下分析です。
1、都市系
都市+植物産出
16+10=26mc相当
都市+mc産出2
16+10=26mc相当
タルシスが使うと強いのではもちろんですが、タルシスが居ても強い土地を封じることができるので結局強い。ペットにも点数を与えることもないですし。
一方で、スタートの火力しては火力不足は否めないのでうまいこと出した都市を起点に得点を稼ぐ必要があります。
2、タグ重視系
biolab 科学タグ、1植物算出+3ドロー
10(序盤の植物算出)+6(カード×3)+2(科学タグ)
IO research outpost 科学木星タグ、1チタン算出、1ドロー
10(チタン産出)+2(カード1)+2(科学タグ)+2(木星タグ)
research network
7(ワイルドタグ)+6(カード×3)+5(MC産出)
個人的にはバイオラブは得られる産出とドローがそもそも噛み合っていないのがあまり評価していない。
ワイルドタグドローはカタログスペック的にはそこまで強くないが、実際はハンドのタグ条件をワイルドタグでチョロまかすとかなり利益を得られるのでカードプレイ時は優先的に使いたいプレリュード。企業かプロジェクトと重ねてワイルドタグ2個体制にできるとかなり宇宙になる。
科学木星プレリュードもプロジェクトカードに頼らず木星タグを引っ張って来れるのが強み。
既に参照系を持っている、あるいは引く自信がある時は出すと良いだろう。
3、グローバルイベント関与
海洋2枚配置
海洋配置(14)×2=28
海洋1毎配置2電力
海洋配置(14)+電力(7)×2-3=28
海洋+熱
海洋1枚配置+熱産出(6)×2=28
3度アップ
温度上昇(10)×3-5=25
酸素2アップ5建材
酸素上昇(10)×2+5建材=30
全体的に25金以上の価値を出すプレリュードとなっております。
注意点としてはグロパラの上昇は他家を有利にすることもかなり多いという事ですかね。海洋配置は手番順で泣きを見ることも多く、酸素プレはタイタンよりのメタンや蟻の出るタイミングを優位に早くすることに注意です。
標準マップ動乱ありの場合はこの辺りのプレリュードを絡めて26TR称号をサッと取りに行くのもいいムーブです。
4.産出強化系
6MC産出
MC産出(5)×6-6=24金
4MC産出
MC産出(5)×4+3=23金
上段全産出
MC(5)+建材(7)+チタン(10)=22金
建材産出+建材
建材産出(7)×2+建材(2)×4=22金
チタン産出+チタン
チタン産出(10)+チタン(3)×4=22金
建材産出と電力産出と金
建材産出(7)+電力産出(7)+6金=20金
3電力産出
電力産出(7)×3=21金
2電力産出と建材
電力産出(7)×2+建材×4=22金
熱産出と熱
熱産出(6)×3+熱(1.25)×3=21.375金
熱と建材産出と熱
熱産出(6)×2+建材産出(7)+熱(1.25)×2=21.5
下段産出
熱+電力+植物-MC産出=18金
(この子はあまりにも弱いので、MC産出マイナスはなくて良いと思っています)
植物産出2MC産出マイナス1
20-5=15
この子もマイナスなくて良くない?
植物産出+MC産出
10+5×2=20
この子は額面上の弱さよりもチグハグ感が。
全般的に評価額としては控えめになってます。
一方で、プレイングに合っていて足りないものを補う用途でプレリュードを使えることが多いので、基本的に採用が視野に入ります。特に電力や、最先端系統のカード企業を持っている時の鉱物産出は心強く、強いプレイをそのまま押し付けることが可能になります。
注意したいのは6金産出プレリュード。これは2R終了時まで全く利益を得ていないプレリュードになるので、産出力に価値がある場合(つまり緑マップや少人数戦)や地球タグが必要でない限りはあまりピックする必要は無いでしょう。
5.ドロー
宇宙タグ指定ドロー6チタン
宇宙ドロー×2(3×2)+6チタン(3×6)=24金
植物タグ指定ドロー
植物配置(19金)+植物ドロー(2×2)=23金
1番金銭化が難しいジャンルですね。
正直プレがどれくらい強いかは引くカード次第なところがあります。後はマップ次第。
6.資源沢山
サプライドロップ
チタン3+建材8+植物3(2.375×3)=32.375
温度+資源
温度+チタン4+建材4=30
寄付
21金
ローン
30-2MC産出=20金
サプライドロップと鉱物+温度のカタログスペックは非常に高めです。
この辺りはこれに合う資源を持っていないと動けないことからややオマケで資源が貰えているものだと思います。
現金系はやはりこのゲームにおける現金は高いというのが良く出ていますね。
もちろんまとまった金を得てそれでカードを沢山打つのも良いのですが。高目のカードに回したいところですね。
7、特殊
1TR5金植物産出
10+5+10=25金
一応それぐらいの価値はありますが序盤の植物産出がエコラインぐらいしか生かせないという…
3TRドロー
30+ドロー(2)=32金
地球タグもついてるので強いんですが、グロパラをいじらないTRはゲームスピードを左右しないのでそこまで強くない点には注意が必要です。まぁ強いですけど。
25金マイナスでカードをプレイ
状況を選びますがハマれば強いプレリュード。テラフォのカードは20金を境目にコスパが劇的に良くなるので、出来ればそれ以上のカードを打てるような時に使うことを考慮したい。
生態系の専門家(EE)
動物か植物産出があれば。植物産出は低木林(-10度条件)辺りからだいたい他のプレリュードと遜色ない性能になります。海藻畑あたりは宇宙。