テラフォカード1枚解説 No.262 (p01)プリティングハウス
<スペック>
10金 建材タグ
建材産出+1 1勝利点
<評価>
ドラフト優先度 B-
安定感 A-
爆発力 B-
今度は比較的落ち着いたカードの評価ですね。
残念ながらこのカード、コスパは良くないです。
建材産出の基本コストが7金、勝利点の基本コストが5金なんで、12金以内でプレイできてしかるべきなんですが、購入費用も含めて13金。
そもそもテラフォのカードというのは点数と産出がついているカードは打つタイミングが難しくなる代わりにコスパが良くなる仕組みでできています。
例)アースエレベーター、ルナメトロポリス、医療研究所等
そのルールからこぼれ落ちているという点で評価できないというのが個人的な考えです。
他人に回したところでその人が大きく動けるようになることも考えにくいので、ドラフト優先度も高くないですかね。
一方で、点数がついている建材タグという尊さが、このカードにはあると思います。ケレス場で建材がガッツリ手に入る時、初手サプライドロップで建材が多数手に入る時等に手元にあると、ほぼ無料で打てて点数が入り、その後の建材タグを打ちやすくなる点は非常に評価できます。
そもそも建材タグ自体MC効率が良いカードは多くはない(低コストカードが多い故の宿命ですが)ですが、幾分か建材で支払いを済ませてプレイしで産出を伸ばす動きのMC効率(※)は良いので、こういったカードで2、3ぐらいまで建材産出を高めておいて、そのあともちょいちょい建材タグをプレイしていくのは悪くない選択肢ではあるでしょう。
現金のみで初手打ちたいカードかと言われれば、そうでは無いという評価ではありますが…。
※簡単にいえば、2MC相当の産出を得るのに、スポンサーよりマグネシウム鉱山の方が安いですよね、ということです。
♯投稿後追記
よく数えたら建材産出あげるカードってプレリュード除くと世の中にそれほどある訳では無いのですね。
そうするとケレスがいない場とかの方が却って強いのかもしれません。
(建材タグを安く打つ手段を寡占できるため。)
評価ももう少し高くてもいいのかもしれないですね。感覚的には記載の通りなんですが。