テラフォカード1枚解説 No.339 訴訟
<スペック>
2金地球タグイベント
このラウンド中にあなたの資源または産出を下げたプレイヤーから3金を奪う
その後、このカードをそのプレイヤーに渡す。
<評価>
ドラフト優先度 B+
安定感 C+
爆発力 B+
また難しいカードが…
個人的にはフレーバーテキストがとても好きなカードです。
See you in court.(法廷で会おう。)
直接攻撃を食らったラウンドでプレイできるカードというのが、話を難しくしています。
仮に訴訟を持っていたとしても、ラウンド中チンタラしないと、自分がハードパスした後に妨害を食らって何もできないという状況に陥ります。
ターモイルプロモで追加された訴訟とプロジェクトの査察はチンタラ問題を引き起こしていますが、個人的にはラウンド中どこまで呼吸できるのか?という所も評価されるようになった拡張なんだなと受け止めています。
ドラフト優先度はAでは無いけど安易に他家に流して良いカードではないという認識です。
手順が大事なゲームである以上、淀みなく妨害を打つこと、妨害を打たれるリスクを下げることは非常に重要です。
あいつは訴訟を持っているかもしれないと思わせるだけで、自分がラウンドで動いている間に狙われるリスクが下がります。そもそも攻撃対象にも選ばれない可能性も(勝者が明確で無い場合は)上がります。
他人にこのカードを回すということは、自分目線でそこからドラフト下位の人間に対して警戒心を持って運ぶ必要が出るとともに、確実にコイツは訴訟を持っていないというフリーハンドを与えてしまいます。
もちろん必要なカードの確保が優先ですが、特に競っている局面では、競っている相手には、回したく無いカードの1つでしょう。
個人的には決まった時の相手との差し引きの身入りが大きいからピックしたいカードのひとつです。相手に8金分のマイナスを押し付けられるので。これを掴む一手とプレイするコストがあるので互いに沈むカードであることは否定できないですが、地球タグついてるからそれで利益を得ましょう。それも含めて爆発力はB+としています。(歪んだ評価)
<詳細なルール>
保険会社がいる場合は先に保険会社の効果を適用することで相手がお金を持ってなくても3金奪うことができます。相手のお金は減らないですが、減点が普通に強いアタックなので打つことを憚る必要は無いでしょう。