テラフォカード1枚解説 271(c03)大気収集者
<スペック>
15金 タグ無し
アクション:
このカード上の浮遊体を取り除いて、2チタン、3電力、4熱のいずれかを産む。あるいは、このカード上に浮遊体を乗せる。
カードプレイ時にいずれかのカードの上に浮遊体を2つ乗せる。
<評価>
ドラフト優先度 A-
安定感 A
爆発力 B+
みんな大好きアトモ君。
コロニー環境での戦術的な価値がかなり高いカードだと評価しています。
まずは擬似的な電力産出としての機能が目を引きます。3電力産出と比べると、以下のような違いがあります。
初期費用の安さ
電力産出で3電力を賄うと21金分ぐらいの金額を要しますが、アトモなら18金ですみます。
手番を要する
3電力を出すのに1アクションかかるので、動き出しの手番が嵩む弱点はあります。
出したラウンドから動ける
例えば、ファーストラウンドでプルート2建造以上を見てから出せばいきなり3枚カードを見ることができます。
毎ターン3電力出せない
浮遊体を切って使うので、単体で安定した出力は出せないです。
また、電力の用が済んだ後は熱かチタンにしても良いのが魅力です。
熱が出せる点は、効果としては控えめですが、最後温熱王へのプレッシャーや、最後のトリガーを引きに行く動きに繋げられたりするので、侮れない性能があると思います。
弱点としては、タグが無いゆえに、浮遊体コンボとしては手組がしにくい所でしょうか。
使い方としては、ゲーム序盤に電力源として使いつつどこかで電力産出を確保。ゲーム後半はチタンや船2隻目の電力源として運用するのが良いですかね。
一方、必ずしも他のカードで代替できない価値をもたらす訳では無いので、ピックの優先度はめちゃくちゃ高い訳では無いですね。