モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

カード1枚解説 最先端合金

<スペック>
9金 科学タグ
効果:
チタンの価値+1、建材の価値+1

<評価>
安定感:A
爆発力:S
ドラフト優先度:A+

 

みんな大好き最先端合金。


(わかりやすいエンジン強化力)
効果がわかりやすく強力で、現金を12金削るだけで以降のチタン と価値が爆発的に上昇します。
ことに建材については価値が1.5倍になるので、建材高コストカ ード(AIセントラル、都市カード)を気軽に打つことができるよ うになります。
チタンについても、木星カードや高額宇宙イベントを打つのを容易にしてくれます。

 

(購入を含めると現金が削れる点は注意)
一方で、目先の金がなくなることは事実なので、打つタイミングが実は難しいカードの一つではあります。
生産に寄与するチタン系のカードを打つ際には、
まずは既に持っているチタンの多寡が一つの判断の目安になります 。
例1:
7金+8チタンを有しており、ハンドに最先端合金と小惑星採掘( 30金木星)を持っている。
現状の産出はすべてゼロ。
①仮に最先端合金を打つために小惑星採掘を先延ばしにすると、
次ラウンドは27金+8チタンから最先端合金を打って18金+8チタン、7チタン払って 18金+1チタンの状態になる。
②先に小惑星採掘を打つと
次ラウンドは21金+2チタン(最先端未プレイ)

①の方が持っているお金の量は増えます。一方で、チタン系のカードを当面ドローする見込みがない場合は②の選択肢も有力です。

例2:
21金+3チタンを有しており、ハンドに最先端合金と小惑星採掘 (30金木星)を持っている。
現状の産出はすべてゼロ。
この場合は先に小惑星採掘を打つと全体の金量としては増加させることができます。
一方で、ドロー事情を勘案して今すぐチタン産出に傾けてよいかどうかは判断する必要があります。

 

(投資が見合う科学タグ)

科学タグは大抵1-2金ぐらいのコストが出すのにかかるイメージですが、最先端については十分建材チタンを手にする見込みがあればそのコストを回収することができます。

 

(他家に回したくないカード)

上掲の通り投資が見合う科学タグという性質上、科学タグパーツとしての性能も相まって、他家(特にカードプレイヤー)にあまり回したくないカードであります。

ケレストリトン、堆積鉱物層やレーザー採掘等の手段でそこに無いはずの鉱物が生み出されることもあるので、流したハンドやメタゲーム的に相手がカードを溜め込んでいることが想定される場合は、手を歪めてもカットすることも選択肢に入るでしょう。(1敗)

 

(ユートピアとの相性が最強)

鉱物の産出を前借りする性質上、その前借りパワーを増大させる最先端合金は1番欲しいカードと言っても過言では無いでしょう。