カード1枚解説 軌道エレベーター
<スペック>
27金 建材宇宙タグ
1チタン産出
2点
アクション:
建材1つを払い5金を得る
<評価>
安定感 A+
爆発力 A
ドラフト優先度 A+
(アプローチのしやすさ、局面、状況を選ばない強さ)
このカードの何よりも特筆すべき事項は、建材と宇宙タグが両方ついているカードであるということ。
27金は確かに高いですが、鉱物資源が使えるので、支払いは比較的スマートに済ませることができます。
特に建材系の企業や、建材を供給してくれるプレリュードがある場合が強いですね。
序盤だけでなく中終盤にドローで入ってきても腐らないのがこのカードの素晴らしいところ。
余った鉱物をこのカードにつぎ込みつつ、かつアクションで5金を引き出せるので強引にペイさせることも可能なのが強みです。
称号褒賞との相性もかなり良く、標準は建設師が絡むし、採掘王をやっている最中、あるいは諦める際に打つカードとして最適です。
青マップだと8タグはこのタグで苦戦することはあまり無さそうですが、土建宇宙両方当たりなので地味に強いです。
緑マップもプレイしやすい20金以上カードであり、かつ貴重なチタン産出持ち(万能家要員)である点も見逃せません。
(シネマティクスの当たり牌)
シネマティクスの当たり牌として上げられるカードは多いですが、個人的には軌道エレベーターがトップ目かなと。
シネマの運用上イベントを打つために現生とチタンがいるわけなのですが、初期の建材をこれ1枚でイベント向けの産出に変えることができるのが優秀すぎますね。
(性質上他家に回したくない)
上記の通り局面を選ばない性能があるので、出来れば他家に回したくないですね。特に建材を余らせている人間に渡すと息を吹き返してしまうのでそのまま余らせておきましょう。
(効率良く運用するコツ)
このカードのアクションを使うタイミングは、選べるならラウンドの後ろの方に回すのが良いです。理由としては下記の2つ。
①他家視点このラウンドにもう動かないように見せる
もちろんちゃんと確認すれば軌道エレベーターが動いてるかどうかは分かるわけですが、色々情報を処理する場合他人のもつ金量はパッと見で把握することが多いです。その際5金分隠し持つことは多少意味があると思います。
②建材を使い切ってからも建材が増えることが多い
典型的な例が、1回建材を使い切って製鋼所をプレイし、そのアクションを使って2建材が返ってくる場合ですね。この場合軌道エレベーターを後に回すことで建材1つ分を現金として持っている扱いにすることができます。後はマーズファーストラウンドで建材が増え続ける局面等も上げられます。
細かい手順前後ですが、鉱物資源をそのまま持つか、現金で持つかで動きやすさは変わって来ることも多々あるので、建材が常にプールできるなら後ろの方で動かすと覚えておくと良いでしょう。
(逆に言えば、この回し方をしている人間に対して、雇われ襲撃者を適切なタイミングで打つのも有効手なのでそこはリスク判断が必要になります。)