モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

この動乱の時期に安定経営のリゾート会社があるらしい。

レイクフロントリゾートって言うんですけど。

 

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Go to Mars

 

最近、ターモイル環境で最も安定して勝てる企業はレイクフロントなんじゃないかなと思い始めています。

 

そう思う理由について、以下記載したいと思います。

 

1、企業能力の分析

 MC産出向上の能力自体は、タルシスやサターンシステムズにもある能力です。誰がやっても一緒というところまで共通しています。また、彼らは企業を出すだけでその能力が発動するのに対して、レイクフロントは自前で海洋を置かないと発動しません。

 それでもなお、両企業よりもレイクフロントの方が強いと思います。

 まず上げられるのが、初期金の多さでしょう。

 ・・・身も蓋も無いことを、と思われるかもしれませんが、最初のお金の多い企業は最初の10枚の選択、1ラウンド目の動きについて、広い選択肢を有しています。「実質的」な初期金でこの企業よりも初期金が多い企業は多いですが、現金の量で言うと第三位だということは、見逃せない点です。

 ことにターモイル環境は、TRの減少による現金収入の低下がじわじわプレイヤーを苦しめる拡張になります。故に、最初の現金量が、現金を使うカードの採用可能性にもろに影響を及ぼします。

 次に、やはり海洋隣接3金バックも強力な効果だと言わざるを得ません。企業能力は+1金してるだけだと言われればそうなんですが、3隣接した時とか、グリーンラウンド緑で2隣接した時とかに10金ほど盤面から金が返ってくるのがやっぱり他の企業には無いパワーかなと。他の企業と違って8植物でも特殊タイル盤面からの恩恵得られる点も強みかと。。(フィラリス?知らない子ですね。)

 

2、マップとの相性について

標準レイクはイマイチと良く言われますが、私の中では青よりも標準マップの方が相性良さげだなという判断になりつつあります。

 

<標準>

強み

・海洋の置かれるスピードが早い

2チタン、2ドローがあるため、海洋配置カード、プレを、選択するインセンティブが高い。結果として3枚ぐらい海洋がパッと出る展開がよくある。

・金で緑化匠が狙いやすい

海洋が上手くおけた場合は、標準プロジェクトと海洋から拾った草で草2枚まで置きつつ盤面から金を回収する動きができ、それがそのまま称号に繋がる。あくまで相対的だが、海洋を絡めて草を置ければ産出も伸びるため、称号レースをしても沈みにくい。

・造星者称号を狙いにいける

海洋配置を絡めつつ26TRを狙う動きも良い。

・開拓王レースで優位に立てる

海洋が出揃えば、金で盤面に進出する動きも可能。

・海岸線が広いため、他家が妨害しきれない

強いポジションを先に取られる展開はありますが、南側や来たの真ん中らへんを抑えてちょいちょい金を拾う盤面の出方をしても悪くない。

弱み

・海洋配置時の企業能力リターンは少ない

チタンとか貰えますが、強みのキャッシュバック能力は控えめになります。

 

<青>

強み

・右の海洋スポットで金を拾う動きが強い。

真ん中を塞がれなければ大体安定して6金が出ます。

・左上を陣取れば植樹も狙える

弱み

・特に相性の良い褒賞称号が無い

強いて言うなら緑の数だが、金で植樹をするには厳しい地形。

・モホール採掘などに著しく弱い

秘孔を突かれると途端にパワーが落ちます。

 

<緑>

強み

・海洋からの利益がでかい

海洋、タイル、どちらを配置しても2隣接になることが多い。めちゃ強。

・絶景王争いがとにかく有利

争った結果として自分が大抵得することになるので、強い。

・支援王も向いてる

支援王は割と立つ展開もみられ、そうなると海洋でTR稼ぐのが強い。

・専門家も狙いやすい

あまり空いていることは少ないが、MC産出を簡単にあげられるので一応狙えるといえば狙える。

・伝説も狙ってみて損は無い

小惑星等の海洋イベントが拾えたら楽。

・明確に海岸線が強い

弱み

なし。緑レイクに死角はない。

 

ので、最近のマップ相性評価は、緑がずば抜けてますが、標準も悪くなく、青は好スポットを抑えるか、カードプレイにスムーズに切り替えるかどちらかやりたいかなと言う感じです。そしてどのマップでも強い。

 

3、プレイングの柔軟性について

企業能力の分析と関係してきますが、レイクは海洋をサッサと並べ切った後、カードに傾けても盤面にかたむけてもどちらでも強いです。

 

立ち上がりが非常に安定する点は言及しましたが、立ち上がった結果伸びてる産出が現金なのが強みです。結果的に標準プロジェクトで盤面をゴリってもよし、エアロとかと組み合わせてイベントで畳んでもよし、木星とか入っているなら火星は放置して大宇宙テラフォをしかけてもよしと、やりたいことができます。

 

海洋自体は終了条件ではあるものの、熱の進捗には大きく影響を与えないため、カードに傾けても問題無いことが多いです。

 

4政党の嗜好について

政党のホームグラウンドはマーズファーストです。海洋andタイル配置のリターンを増大させる行為が優秀です。また、マーズファーストは比較的世間の理解を得やすい政党ということもあり、議長を譲る形でマーズファースト連打とかでも十分利益が得られます。

メンツ的にユニティ優勢の場になりそうなのであれば、カードの打ち合いに付き合うのも良いでしょう。足腰(盤面からの利益)がしっかりしているので、殴りあっても勝てます。

 

5 まとめ

初期金が多い

マップはどれも好相性

地力が高く、企業能力を生かしたプレイングの幅も広い

伸ばしたい政党が受け入れられやすい

 

まとめると本当に優等生企業ですね。やはり他家が使ったら処すしかない。。。