モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

テラフォカード1枚解説~惑星間会議(オムニコート)

<スペック>

11金 建材タグ

2TR

条件:地球タグ、金星タグ、木星タグ1枚以上

 

 

<評価>

ドラフト優先度 A-

安定感 A-

爆発力 A

 

このカードだけに限らず、金星で追加になった3点セットカード(採掘見積、ソラネット)はカードデザインがとても好みで、カードプレイをしていれば容易に達成できる条件で強力な効果が得られるものになっている。

 

オムニコートはその中でも終盤の寄せをしている最中で引いて来たりドラフトで流れてくるとうれしい当たり牌の一つ。ケレス場で建材の供給が潤沢なときや、たまたま手元に建材が余っているときに、このカードがプレイできると、現金を削らずに得点行動ができる。

 

そもそも建材自体あまり直接的な得点行動に結びつかない資源である以上、都市カードとして得点化するなどの動きが求められるのだが、そもそも都市カードは電力さえあれば標準プロジェクトより効率が良いため、ドラフトでも人気が高い。

 

一方でオムニコートは盤面を真面目にやっている人間は条件を満たせないことがしばしばあるため、比較的流れてきやすく、そうするとカードプレイヤーがダメ押しで2点の得点行動につなげることができる。(ので、カードプレイするときは3タグ出せるようにハンドを組んでおくのも大事。)

 

中盤の構築の際に入ってきても無理せずプレイできるなら非常に良いカードで、やはり電力を切らずにTRを得られるのが尊い。コロニー環境だと電力産出を維持する体制を組むのが求められることが多いため、都市カード等を打つのに躊躇するタイミングが多いのだが、このカードはそんなこともなく得点+多少の産出を得ることができる。コスパ的にも2TRは20金相当であるため、非常に高効率である。

 

緑マップで支援王が立ったときも最後の詰めとして非常に優秀。委員会買収→惑星間会議で4TR稼がれた日にはお前議会しかいじってねーじゃねーかと言いたくなる強さ。