テラフォのはじめ方
最近、アプリやスチームでテラフォに触れられる方が増えてきました。
一テラフォプレイヤーとして、とても嬉しく思っています。
自分のブログを振り返るに、かなり拡張入り前提のコアな感じの記事が多かったように感じています。
まぁそもそもニッチな業界なので、これから初心者向けの発信を強化する予定とかは特に無いのですが(すみません)、
一回はテラフォを始められる方(と同卓する方)向けの記事を書いておこうと思っています。
・テラフォ初心者との卓の組み方
いわゆる基本のテラフォの中から既に拡張要素があるのはご存じでしょうか?
実は基本のプロジェクトカード中には、「企業時代(Corporation era)」なるカードが多分に含まれています。
71/208枚が、企業時代拡張のカードです。
ちなみに企業でいえばテラクターとサターンシステムズも企業時代拡張の追加企業です。
確認したところアプリでもオン・オフ切り替えられますね。
最初にテラフォを遊ぶ際は、この企業時代拡張を抜くことをオススメします!
ちなみに、企業時代拡張を抜いている場合は、各産出を+1してスタートするルールになっています。
ハッピーですね。
基本のカードの中でも、結構カードプレイをすることってできると思うんですが、企業時代拡張を抜くと、
強力な科学参照(反重力、質量変換)やカードプレイ促進剤(地球カタパルト)等が抜けます。
かなりちゃんとした「テラフォーミングマーズ」をプレイすることができます。
(そもそも抜けた企業的にお察しですよね)
個人的な考えとして、初見のゲームを楽しんでもらうには世界観のインストールと、扱えるぐらいの情報量で、マゾ様子少な目で楽しんでもらうことの三点が大事だと思うんですけど、
基本の基本テラフォは火星開拓に確実に触れて、本来のフレーバーを味わいつつゲームの基本動作を学べるので、本当におススメです。
ある程度拡張もりもりのテラフォに慣れ切ってしまった方も、このルールで遊べば火星に真摯に向き合わざるを得なくなります笑。カードプレイ中毒の補正によいのではないでしょうか。
また、初心者がいる卓では基本的にはドラフトなしを私は推奨しています。
(そもそもドラフトがバリアントルールなんですが。)
プレイ時間の短縮にもつながりますし(初見でダレて勝てないゲームを続けさせるのも定着しない要因)
手に取った一つ一つのカード(フレーバーテキストとかにも)に目を通していただけるので、
経験者は物足りないかもしれないですが、そういった配慮をするのがよいかな~と考えています。
二回目以降は企業拡張入れてもよいと思います。入れずにもう二三回遊んでもよいと思います。
ちなみに、プレリュードは別に初心者向けの拡張ではないので、
最初の方は入れない方がよいと思っている派です。
(プレリュードは最初に取りうる選択肢が広がる分、最初のうちは難しく感じる方が多いかなと。
一部のプレリュードは効果が難しかったり、どういったプレイと相性が良いのかの見極めが難しかったりしますし。)
ただ、基本以外の拡張を入れる前に、一度は企業時代ルール(つまり全産出0スタート)でやってみるのがよいでしょう。)
ちなみにゲーム出たての頃に初めて企業時代ルール入れた際は、全産出0スタートでみんなひぃひぃ言っていました笑
・テラフォに興味が出てきて、もっと勝ちたくなった方
体系的な知識を得るのが一番手っ取り早いので、下記を読んでいただくのが一番良いでしょう。
https://booth.pm/ja/items/2246228
上記書籍は個別カードに関する知識というよりはもっと大きな考え方、マップ内の立ち回り方について記載が充実しています。個人的にもこの本から学ぶところは非常に大きいと思っています。
一方で、拡張に関する知識という面では金星までの環境で書かれているものになるので、拡張がガンガン回っているところで遊ばれるにはやや情報量が不足しているかな、、、と思います。
個人的にはこのあたりの拡張に関する知識はどっかで整理しておきたいよな~と思っています。個別のカードを解説する際にも環境や個別ケースに言及するようにしていますが、そもそもコロニー環境がどういう環境なのかについて等は、プレイ初期の感想記事ぐらいしか書いていないので、もう少し体系的に整理してみたいと思っているところです。
(ので、本ブログをチェックしていただければ!)