ブーンレイクの歩き方
最近ハマっているブーンレイクについて、ある程度知見が溜まっているのでそのメモ書きです。
お前もブーンレイカーにならないか。
1、自分の手番数について
標準的な4人戦基本4歩進行だと、
最初の1歩
壺港
生産拠点港
(誰かが決算)
壺港あるいはワーカーや3勝利点
生産拠点港
(誰かが決算)
生産拠点港
(誰かが決算)
2ワーカーや2勝利点
最終港
の進行となるのでだいたい自分の手番は8手番ぐらいで終わることになります。
自分の手番が3アクション相当(カードプレイorディスカード+手番アクション+全員アクション)、他人の手番を1アクション相当と見積もり、決算時のアクションと合わせると概ね56アクションと船の停止位置の中でリソースの確保もしつつ回しきる必要がありありそうだと見立てています。
同様の計算で3人戦を見積もると9Rなら53アクション、10手番なら58アクションになりそうです
2、盤面の完成にかかる手数
6小屋4交易所5牛いるので
これに盤面へのワーカー配置を加えて21手必要です。
また、仮に何の軽減手段も使わずに全出し切りを狙うのであればワーカーは33ワーカー必要になります。実際には牛を盤面の良いところに配置するのに追加でコストがかかるので35以上のワーカーが必要になると思われます。
重要な点として、世の中にワーカーを盤面に配置する手段は昼の2タイル配置と夜のワーカー配置アクションしかありません。そのためこのアクション中に盤面に配置をしないと盤面上の自分のコマの数は一生増えません。
3、2タイル配置アクションは強い
2タイル配置アクションは、タイルを出すことのボーナスと出したタイルの比較的強いスポットにワーカーを配置できるのでとにかく強い設計になっている印象です。
対戦相手にも2カードのアドを与えますが、3カードドローと生産拠点といったタイル配置ボーナスがかなり強いです。
game開始時のスタピであれば最下層でない限り打つことを検討しても良いかも知れません。
それ以降は港に止まることのメリットも少なからずあるゲームなので慎重に検討が必要ではありますが…。
4、盤面は2エリア進行を目指す
夕方の決算アクションで得られるお金はバカにならないので、得点効率に支障のない範囲でコマはばら撒くのが良いです。
この点から言えばオススメの開拓地はサザンです。序盤は中間決算で得点を稼ぐよりもリソースが必要になると考えるプレイヤーが多いので、2、3駒を置いておくと何金か引っ張って来ることができるでしょう。
5、スイッチとの付き合い方
初手のカードでスイッチコスト軽減がある場合はスイッチ作成に傾けてみても良いでしょう。各ラウンドでコンスタントに2スイッチとのつくればそれだけで24点の点数ボリュームになります。
明らかに強いスイッチは
スイッチ作成スイッチ
交易所軽減スイッチ
左下のフリーアクションスイッチ
の3つです。
後はシチュエーションを選びますが、
タイル配置ワーカースイッチ
アプグレスイッチ
あたりも強いです。
他人の手番に乗っかる際にワーカーで苦しめられない動きが大切なゲームなので、ワーカーの出費を抑えたりワーカーを増やす動きができるスイッチは強力です。スイッチ作成スイッチは他人のスイッチ手番に合わせれば実質的にワーカー節約になりますし、交易所節約スイッチも2ラウンド目以降からきっちり使えば3ワーカー分浮かせることができます。
左下のフリーアクションもあれば困った時にタグ軽減できたり、ワーカー復活の時に2カードドローして復活コストに当てたりできるのでかなり使いやすいです。
後、スイッチは無理に7個を目指す必要は無いですが、7個目のスイッチが9点行動である点は覚えておくと良いでしょう。
5、港に止まる重要性
港で貰える物は強いので基本的に停止することを考えた方が良いです。壺は概ね6金分ぐらいのパワーなので大抵の停止位置よりも強く、確保することを検討すると良いでしょう。