モリさんのボドゲ戦記

勝つためのボドゲブログ

テラフォカード1枚解説 ビジネスネットワーク

<スペック>

4金地球タグ

MC産出-1

アクション:山札の上からカードを1枚見て、それを購入するか捨てるか選ぶ。

 

<評価>

ドラフト優先度 B+

爆発力 B+

安定感 A+

 

(最も安価な固定ドローソース)

ドローは一定程度のコストを要求してくるわけですが、ビジネットは簡単に始められるドローソースとなっております。

一応将来に渡ってのMC産出マイナス1がついているので、実際のコストとしては12金分ぐらいかかっている点、カードを獲得するには購入しなければいけない点を考慮すると、実際にはめちゃくちゃ安いという訳では無いのですが、イニシャルコストが低いという点がとにかく優れており、序盤の拡大再生産をあまり邪魔しません。また、中盤移行はコスト軽減が入っていればより安く導入でき、かつデメリットの産出マイナス1もほぼ誤差レベルになってきます。

 

(他のドロソのイニシャルコストの例)

立ち入り制限区(購入含め14金)

開発センター(建材使えるけど電力含めると購入含め21金相当必要)

大気図作成(点数ついてるけど購入費含め14金。単体だとハーフドロー)

 

(買わなければならないけど)

確かに他のドローソースと比べて購入が必要なので、ドローだったら小アドを稼げるカード(雇われ襲撃者)等を見かけた時にすこし残念な気持ちにはなります。

一方で、ドローでそれらのカードを見て獲得している時も、結局は爆アドカードを見かけてはいないという点においてはあまり変わらない訳で、ドローにかけているコストを如何に払って如何にドローを活用するかの違いでしかないというのが私見です。

爆アドを安く探しに行けるという意味において、ビジネットが他のドロソより優れている点はあると思います。

また、ドローをスカすことはドロソにつきものですが、ビジネットは相対的にスカを見た時のダメージが少ない点も魅力です。

また他人の当たり牌を潰せた時も満面の笑みでポイッちょできるのも優れています。(*´ω`*)

 

(比較的安い地球タグ)

タグ参照の条件をクリアするうえでもビジネットは力になってくれます。企業買収などと比べると圧倒的に安いですし、有効牌を引き入れるチャンスもついてくる。アドの塊ですね。なんなら地球タグ参照をすればMC産出マイナスもチャラに出来ますし、動乱環境ならユニティのタグ参照にも入るわけで、使うデメリットが存在しないと言っても過言ではありません。(過言)

 

(テララボスとポリフェモス)

テララボスの場合は購入が必要というデメリットがゼロになりますので、他の企業の時よりも強くこのカードを使えます。イニシャルコストの安さも企業性能にフィットしています。一方で、産出マイナスへの対策がテララボスはしんどいのでそこだけは注意が必要です。

 

ポリフェモスの場合はコストが上がりますが、それでも導入を考えた方が良いケースはままあると思われます。性能的に少数精鋭のカードを撃ち抜く立ち回りとなると、1ハンド事の性能(特にコストの大きさ)が重要になると思います。そういった意味でドラフトの4枚だけにたよらずカードを精選する機会を得ることはポリフェモスにとっても決して悪いことでは無いでしょう。

 

(テラフォ力向上のためにも)

ラウンド中に購入の機会を得るというのはデザインとしてかなり面白いと思っています。性能上ドロソに分類されるので先ドロー推奨ではありますが、以外と状況が動いてから使った方が良さそうにも見えます。議会やグロパラ、終了タイミングの動向に応じて、そのカードを買うべきかは変動していくからです。使うタイミング含めて思考が試され、あなたのテラフォ力向上にもってこいの1枚。是非購入ドロソを厭わずに使ってみてください。

(その点、テララボスによる運用は脳死先ドローできるので優れていますね…)